生まれつき髪の多い家系で、小さい頃からその髪量に悩まされてきました。
髪の毛が多いとどうしても、束ねる髪型をしてしまう。
細いサラサラヘアの子が本当に羨ましかったですね。
髪の毛をサラサラにする方法など、よく聞いては家で試してみたり、小さな努力を長年積み重ねておりました。
しかし、元来の太い髪質とほんの少し癖が入った自身の髪がサラサラになることはなく、やはりすっきりとさせるには、束ねるしかないのだとあきらめていたのです。
思い切ってショートヘアにしても、美容室ではきれいにセットされてたはずの髪型も翌朝にはボサボサになっており、自分ではどうにも直せないことも経験しておりましたので、ポニーテールでいるのが一番自分に合っていると信じ込んでいましたね。
ですが長年髪を束ねていると、そういったことでも頭皮や髪に変な癖がつくことを後々知ることとなるのです。
髪を引っ張る行為でもある束ねることは、実はとても頭皮に負担がかかることなのだそうです。
またこの頃、お友達同士で、縮れた髪を見つけて、抜くという遊びも流行っていて、どれだけ縮れているか競うことも相まって、非常に危険な薄毛信号を見過ごしていたのです。
こんな些細なことで薄毛になるなんて思いもしませんでした。
今はむやみに髪を抜かないことと、髪を束ねることを減らすことで、だいぶ頭皮の状態も良くなり、薄毛になりそうだった気配はなくなりましたが、気づかずに続けていたら・・・と思うと恐ろしくてなりません。